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歯全体を削る方法 - 歯を白く美しくする方法 2 -
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歯全体を削る方法
クラウン:歯全体を削って歯と同じ色のものをかぶせる
白いかぶせものの材料には、セラミックスと合成樹脂(プラスチック)があります。
セラミックス・・・天然の歯の様に美しい
セラミックスは瀬戸物ですから時間が経っても変色したり、減ってくることはないのですが、欠けたりひびが入ることがあります。この材料は、保険の適用外になります。セラミックスだけでクラウンを作ると強さはやや劣りますが、透明感や色調が優れており、まるで天然の歯の様に美しい歯になります。
合成樹脂・・・保険で白い歯に
合成樹脂はセラミックスに比べ硬さ・変色・摩耗性に劣りますが、前歯に関しては保険(金属で補強する白い歯[プラスチックベース]・プラスチック)で出来ます。
金属のベースを使用・・・白くて丈夫な歯に
セラミックスも合成樹脂もそれだけでクラウンを作ると強度の面で不十分です。そこで、まず金属で被せる部分の土台を作り、その上にセラミックスや合成樹脂を盛り付けて焼いて作る方法(保険・自費[プラスチックベース・セラミックベース])があり、この方法を使用することが多いです。これで白くて丈夫な歯が完成します。
クラウンの手順
- まず、被せる土台になる部分を作ります。金属で作る場合は型を取らなければなりません。
土台が出来れば周囲をもう一度削って、その状態の型と、かみ合わせた時の型を取ります。 - 歯科技工士が義歯の形・色調を作っていきます。多数の歯にわたる場合では一度仮に合わせてみて、形・適合性・かみ合わせ等をチェックすることもあります。約1週間で完成しますが、2~3週間以上かかる場合もあります。その間削っている歯は仮の歯を被せておくので、日常生活に大きな支障はないでしょう。
- 出来上がったものを歯に装着して終了です。定期的に通院し、かみ合わせやその周囲の組織のチェックすることは必要です。
インレー:歯全体を削って歯と同じ色のものをつめる
奥歯のかみ合わせの部分も金属ではなく、白いつめものをつめることで天然の歯の様になります。削ってすぐにつめる場合と型をとってつめものを作り、次回通院時に付ける場合があります。現在は、合成樹脂がほとんどでセラミックスの場合は特殊な機械が必要です。
合成樹脂を使用する場合は保険、セラミックスを使用する場合は自費診療になります。