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家庭で出来ること・・・歯みがきについて - 歯周病の予防 2 -
歯周病予防のための歯磨きについてご紹介します。
家庭で出来ること・・・歯みがきについて
1. ブラッシング
一番大切なのは歯みがきの時のブラッシングです。歯周病対策のための正しいブラッシングの仕方を覚えましょう。ゴシゴシとこするのは、歯も歯ぐきも痛めます。歯並びや口の中の状況、年齢などによってそれぞれ効果的なブラッシングの方法があるので、自分にあったものを選びましょう。 歯医者さんでぴったりの方法を教えてもらうのがベストですが、ここでいくつかのブラッシング方法を紹介します。
- ○バス法
- 歯周病の予防・治療に効果的な方法。歯と歯ぐきの間の歯垢を取り、歯ぐきをマッサージします。毛先を歯と歯ぐきの間に45度の角度で当て、歯と歯ぐきの間に入れ込むような形で細かく(歯一本分程度)歯ブラシの柄を振動させて磨きます。力を入れすぎたり、硬めの歯ブラシをつかったりすると歯ぐきをいためるので注意しましょう。
- ○つまようじ法
- つまようじを使うのと同じ要領で、毛先を歯間に押し込んで磨く方法です。歯ブラシを歯に対して30度の角度で当て、上の歯は下方向に、下の歯は上方向に磨きます。歯の間から毛先が反対側にのぞくまで押し入れ、7~8回繰り返します。
- ○ローリング法
- 歯の表面の汚れや歯垢(プラーク)を取り、歯ぐき(歯肉)のマッサージができる方法。歯ぐきから歯の方へ(上の歯は上から下へ、下の歯は下から上へ)歯ブラシを歯ぐきにあて、歯ブラシを半回転させて磨きます。歯並びがよく、歯ぐきが健康な方に適しています。
- ○スクラッピング法
- 歯と歯ぐきの境目や奥歯の裏側、噛み合わせ面の歯垢をもみ出す方法。毛先を歯の表面に垂直に当て、細かく(歯一本分程度)前後に動かして磨きます。力を入れすぎると歯ぐきを傷つけるので注意しましょう。小学生までの子供に向いています。
- ○フォーンズ法
- 力のない幼児やお年寄りに適した方法。噛み合わせた状態で、歯ブラシを歯にたいして垂直に当て、円を描くようにして上下の歯を一緒に磨きます。歯の裏側は毛先を当て小さく前後運動させてみがきます。