ホーム > トピックス > 中期段階・・・軽度歯周炎 - 歯周病の進行と症状 3 -
中期段階・・・軽度歯周炎 - 歯周病の進行と症状 3 -
歯周病の中期段階(軽度歯周炎)、進行と症状、治療方法を解説します。
中期段階・・・軽度歯周炎
軽度歯周炎
炎症が内部に広がり、歯と歯の間に深さ3mmほどの歯周ポケット(真性ポケット)が現われます。そこにたまった細菌は毒素が強く、歯の周りの組織(歯周組織)に炎症が進みます。アゴの骨の歯の付け根の部分(歯槽骨)の破壊がだんだんと始まります。
チェックポイント
- ○歯ぐきが時々腫れる
- 歯ぐきの炎症が強くなれば、歯ぐきやその内側の組織に膿が溜まってくるので、歯ぐきが腫れて見えます。痛みを伴う場合とそうでない場合がありますが、自然に元に戻るときもあります。
- ○歯が少し動く
- 歯は骨の中にしっかりと植えられていますが、歯ぐきの炎症がどんどん進んでいくと歯ぐきの内側にある歯を支えている骨も溶かされていきます。そのため歯が動くようになります。
- ○歯と歯の間に食べ物がよくはさまる
- 歯は健康な状態では、隣の歯と正しい位置関係で接触しています。1本でも歯が動くようになると隣の歯との接触関係が変わるため食べ物がよくはさまるようになります。
歯周病の中期段階の症状です。歯科医院で正しい歯の磨き方を教えてもらい、歯周ポケット内に付着している歯石や歯垢(プラーク)を器械を使って除去してもらえば大丈夫でしょう。