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歯が無い人は交通事故もご用心!?
歯が少ない人は、交通事故などの治療にも影響が出るってご存知でしたか?
むち打ち症になったら
追突事故などでむち打ち症になった際にお世話になるのがコルセット。首を固定して治療するのは良く知られています。でも、歯が少ないと、この治療も難しいのです。
むち打ち症になると整形外科の治療で牽引(首を伸ばす)をします。その際に例えば下顎に歯が全く無くて、上顎に数本しか歯が残っていない人の場合、顎が持ち上がり、上顎の歯の場所によっては下顎の歯ぐきに突き刺さり、大変痛い目にあいます。では、歯が無い人はどうやって治療すればよいのでしょうか。それは、残念ながら牽引が難しい場合が多いので、痛い思いをしながら長期にわたって少しずつ治療していくことになります。
歯の健康を保つ秘訣
厚生省は、80歳で歯を20本残していくようにと8020運動(はちまるにーまるうんどう)を提唱していますが、実際では80歳代の多くは、10本も残っていないのが現状です。やはり80歳で歯を20本以上保っている人は健康な人が多く、その秘訣は早めに歯科医院にいって、悪くなる前に治療してもらうことだそうです。もちろん、歯の健康を保つには先生に頼るだけでなく、日頃の歯の手入れが一番大切なのは言うまでもありません。
「時間が無いから・・・。」とか、「お金がかかるから・・・。」といって歯科医院に行くのを後まわしにしていませんか?早く治療すれば残すことができたはずの歯を、失ってしまってから後悔しても、あとの祭りですよ。