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家族を中心としたサポート - 介護が必要な人のお口のケア 1 -
身体の不自由な人が自分で歯磨きをする場合と、介助者が行う場合に分けて、コツや注意点を解説しています。
家族を中心としたサポート
年齢にかかわらず突然の病気や事故によって身体の自由が制限されることがあります。その程度によりさまざまな日常生活の行動を人に手伝ってもらわなければならなくなります。年齢が高ければ高いほど、他の病気をもっていることも多く、一層介護者の手を借りなければならないことが多くなります。
そういった状態(最重度は寝たきり状態)であっても、できるだけ快適な生活が送れるように家族を中心としてサポートしていくことが大切でしょう。日常生活の中でも歩行、食事の摂取、清潔・整容、衣服の着脱、入浴、排泄等は部分的または全面的介助を要するケースがでてきます。様々な職種の専門家も在宅における介助に関わっており、それらの人達のアドバイスや指導を上手に取り入れていくことが、家庭における介護をスムーズに行うコツになるでしょう。
口の中を清潔に保つことは、歯や口の中の病気を予防し、おいしく食事をしていくための基本となります。自分で歯が磨ける場合でも、健常者と違ってその方法や道具を工夫する必要があります。家族等の介助が必要な場合は、程度に応じて最初は歯科衛生士等の専門家からポイントを教えてもらうと行いやすいでしょう。