ホーム > トピックス > 「噛む」ことの大切さとは - 赤ちゃんの歯について 4 -
「噛む」ことの大切さとは - 赤ちゃんの歯について 4 -
0歳児を中心に、赤ちゃんのお口の中のトラブル、離乳食の時期やポイントについて解説しています。
「噛む」ことの大切さとは
- 1. 口の中の衛生管理
- 「噛む」ことにより唾液の分泌が盛んになります。唾液には大切な役目が一杯です。また、「噛む」ことにより歯の表面に付着している汚れをある程度落とすことができます。
- 2. 顎の発達、きれいな歯並びを作る
- 使わないと顎はだんだん小さくなってしまいます。そうすると歯並びが悪くなります。顎の筋肉の発育も悪くなります。
- 3. 情報センサーとしての役割
- 口の中は指先以上に敏感な感覚によって、取り入れた食べ物の中の有害物質を発見し、排除する役割があります。味覚の発達を促します。
- 4. 脳を刺激し発達させる
- 顎の上下運動や筋肉運動が直接、脳を刺激します。また、唾液が増えて味覚が敏感になることでも脳への刺激が生じます。一定量の刺激は必要で、刺激がなくて単調だと人間は退化して、頭の働きも鈍くなりがちです。反対に様々な刺激を受けると脳は適度に興奮して、機能が向上するようになります。
- 5. 心の安定を保つ
- 「噛む」ことは人間の本能的欲求でもあり、精神安定剤の役割をします。