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ダイオキシン問題が気になるけれど、母乳とミルクとどちらがおすすめ?- 赤ちゃんの歯について 2 -
0歳児を中心に、赤ちゃんのお口の中のトラブル、離乳食の時期やポイントについて解説しています。
ダイオキシン問題が気になるけれど、母乳とミルクとどちらがおすすめ?
オッパイの飲ませ方は、母乳と哺乳ビン(人工乳)の2種類がありますが、断然おすすめは母乳。「人」の子供は「人」のお乳で育てるのが一番です。お母さんから多くの免疫を受けますし、授乳時のスキンシップはとても大切です。味も赤ちゃんにぴったりの甘みと塩味。お母さんのオッパイを吸うときは舌・唇・口全体を使います。そうすることにより「噛む」ことを覚える前段階になります。また、歯ぐき・口周辺の筋肉・顔全体の形・表情・発音にまで影響します。
最近、母乳のダイオキシン汚染が話題になっていますが、母乳を飲ませる利点の方がはるかに上回っています。ダイオキシンは母乳だけの問題ではありません。人体そのものへの汚染を減らし、発生を抑えることを考える方が先決でしょう。哺乳ビンは乳首の形がどうしてもお母さんのものとは違いますし、飲み方も吸引すればよいだけで、口やその周辺部はあまり使われません。乳首の穴も大きすぎることが多く、余計飲むための努力は要らなくなります。