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これからの虫歯予防の考え方 - 虫歯の予防 6 -
虫歯を放置すれば、どんどんひどくなっていきます。だからといってすぐに削って詰め物をしただけでは、また新たな虫歯ができたり、治療したその歯もまた虫歯になったりします。
これからの虫歯予防の考え方
虫歯を放置すれば、どんどんひどくなっていきます。だからといってすぐに削って詰め物をしただけでは、また新たな虫歯ができたり、治療したその歯もまた虫歯になったりします。
これからの虫歯治療の方向は、1本の歯を虫歯にしてしまった複合的な原因を突きとめ、それを解決することにあります。ここ数年で虫歯に対する科学的・細菌学的な究明が進み、虫歯になるのは当たり前という考え方は間違いになりました。予防の方法が確立でき、個人のもつ危険度に合わせた予防の方法を組み合わせることによって、虫歯は確実に防ぐことができるのです。
しかし、これは自分一人でできるものではなく、各個人の歯の状態・唾液や口の中の細菌の種類や数等を検査し、状況を十分に把握し、その結果から最も適切な予防方法を歯科医院のスタッフとともに決定していくことが大切です。
つまり、歯科医院のスタッフは、あなたとあなたの家族の歯のホームドクターとして歯や口の健康を守るためにサポートしていくのです。これは虫歯予防だけの話ではありません。歯周病の予防も同じです。超高齢化を迎えるこれからの社会情勢は、多くの面でいろいろな改革が為されてくるでしょう。医療の内容も治療主体から予防主体へ転換されつつあります。自分の歯を大切にし、歯科医院のスタッフの力を借りながら自分の健康は自分自身で守っていきましょう。