ホーム > トピックス > 食べ物をよくかんで唾液を出す - 虫歯の予防 3 -
食べ物をよくかんで唾液を出す - 虫歯の予防 3 -
唾液には、口の中を清潔に保ち、歯の表面を強くするという働きがあります。
食べ物をよくかんで唾液を出す
唾液には、口の中を清潔に保ち、歯の表面を強くするという働きがあります。唾液の分泌される量が多い人は虫歯になりにくく、少ない人は虫歯になりやすいと言えます。唾液は99%が水分ですから、量が多いということは食べかすや細菌の洗い流し作用が十分に行われ、また、細菌によって作られた酸を希釈する働きも多くなります。
食事に軟らかいものが多く、かむ回数が少ないと唾液の分泌量は減ってきますので、よくかんで食事をすることは虫歯の予防につながります。寝ているときには唾液の分泌はほとんど停止していますので、寝る前の飲食は虫歯になる確率が高まります。また、唾液中に含まれる無機成分の炭酸水素イオンの量が多い人は虫歯になりにくいと言われています。この成分量は歯科医院ですぐに検査できます。