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成人矯正の注意点 - 大人の矯正・子供の矯正 4 -
矯正装置の発達により可能となった成人矯正についての解説。子供の矯正治療についての解説。
成人矯正の注意点
大人の歯は動きにくい。
大人になると組織反応や矯正力に対する反応が遅くなり、矯正装置をつけてもすぐに歯が移動しないこともあります。また、顎の骨の位置も改善しなければならない場合は、成人の顎は成長しないため外科的矯正治療(手術)が必要になります。
矯正治療に「待った!」がかかることも。
成人の歯は、多かれ少なかれ歯周病にかかっていることが多く、矯正治療よりも先にその治療が必要な場合もあります。
大人は忙しい!
社会生活を営んでいる;結婚・出産・就職・転勤等生活状況の変化が治療期間中に起こることがあります。矯正装置が目立つことに対して抵抗感を感じる人もいます。
別の要因で矯正が必要な場合も。
歯が抜けたことで、咬み合わせが悪くなることもあります。特にブリッジを装着しなければならない際に、先ず矯正して歯を正しい位置に並べ替えなければならない場合があります。歯周病の進行に伴って歯の位置が自然に移動することもあり、それが新たな病気を引き起こします。このような場合は歯並び全体を移動することもありますが、部分的に矯正装置をつけ数本の歯だけを移動させることもあります。