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歯並びの悪さが及ぼす影響 - 歯並び・咬み合わせの異常 2 -
歯並び・咬み合わせが悪いことにより、身体面・精神面に及ぼすさまざまな影響について解説しています。
歯並びの悪さが及ぼす影響
- ○食べ物がうまくかめない。
- 食べ物をかむ力が弱く、咀嚼が不十分になります。身体・精神ともにさまざまな悪影響を及ぼします。
- ○美人、男前が台無し!
- 口元の形の良し悪しにより、相手に与える印象はかなり変わります。咬み合わせが悪いと、顔の形が歪んだり(非対称)、受け口(反対咬合)になったり、出っ歯になります。
- ○舌たらずなしゃべりかたになる。
- 歯の間にすき間があると空気が漏れるなどして、言葉が不明瞭になりやすくなります。特に前歯の咬み合わせが悪いとサ行・タ行(英語ではS音・T音)がうまく発音しにくく、聞き取りにくいことがあります。
- ○虫歯や歯周病になりやすい。
- 歯並びが悪いと歯に歯ブラシをうまく当てることが出来ず、蓄積した歯垢(プラーク)が取りにくいため、歯や歯ぐきに汚れが溜まりやすくなります。出っ歯の場合、唇が閉じにくいため、歯ぐきが乾燥します。これらが原因で、虫歯や歯周病になりやすくなります。
- ○顎や顔の成長発育を阻害する。
- 咬み合わせが悪く、片側でしかかめない場合、顎が横にずれて顔が歪んで左右非対称になります。「かむ」ことができないと顎の骨ばかりではなく、筋肉の発達も不十分で、顔全体の発育が阻害されることがあります。歯並びの不揃いにより、かんだとき顎がずれ、顎の関節の動きもぎこちなくなり、口が開きにくくなり、顎関節症を引き起こす可能性も高いです。
- ○非社交的な性格になりやすい。
- 子供時代には、心理的発達に影響を及ぼします。歯並びの悪さが劣等感になって、人前で笑わない、人前で物を食べないといった引っ込み思案の性格を作ることもあります。また、大人になってから咬み合わせの悪さによる顔の歪みや受け口(反対咬合)、出っ歯が気になってくる人もいます。それがコンプレックスになってしまい、職場等の環境に適応できなくなることもあります。
- ○口内炎になりやすい。
- 前歯や犬歯が出ていると何かにぶつかってそれが折れたり、唇を傷つけたりします。奥歯の咬み合わせがずれていると舌がひっかかったり、頬の粘膜を傷つけたりします。