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歯の教育ママが妊娠中に注意すること - 妊娠中のお母さんと赤ちゃんの歯について 2 -
妊娠中に起こる口内の変化や、赤ちゃんの歯への影響についての注意点を解説しています。
歯の教育ママが妊娠中に注意すること
歯の治療は出来るの?
妊娠16週までは、薬や処置によって胎児に異常が現われる可能性もありますが、中期以降は通常の治療は大丈夫です。麻酔の注射も問題はありません。しかし、産科の先生とも相談の上、その日の体調も考慮しながら進めることが大切です。歯や歯ぐきの手入れは、妊娠中も自分だけでなく歯科医院で専門家(歯科医師や歯科衛生士)にしてもらうことも大切です。
胎児に問題のない治療
- 虫歯を削って何か詰める
- 歯についている歯石などを除去する
上記の治療は、体調さえ良ければいつでもできます。また、レントゲン撮影のときは、ほとんどの歯科医院で防御エプロンを着せてもらえます。胸等に比べると照射時間はかなり短く、1回の撮影はそれほど大きな問題とはなりません。
産科の主治医と相談の上治療すべきこと
- 抜歯
- 歯の神経を取る
上記の治療は、麻酔や処置後薬を飲む必要があるため注意が必要です。また、痛みが強い場合は、痛みを止めることが必要ですので、産科医、歯科医と相談してください。
タバコは吸っちゃだめ?
妊娠中もずっとタバコを吸っていると早産(22週から36週までの間の出産)や低出生体重児(2500g未満)が多くなります。タバコを吸うことにより血管が収縮し、酸素や栄養素の供給が不十分となって胎盤が小さくなります(胎児の発育が悪い)。タバコを吸っていることは妊娠中毒症にかかっているのと大差ないことになります。赤ちゃんの歯も妊娠中から作られます。当然ですが、歯も発育不十分になります。