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インプラント埋め込み手術・術後管理 - インプラント治療の流れ 3-
インプラント治療の流れを紹介します。
3. インプラント埋め込み手術・術後管理
手術法[1回法]
歯根部分と支台部分が1つになっているインプラントです。手術は1回で終わります。手術後すぐに支台部分に仮の歯をかぶせます。3ヵ月以上そのままの状態で経過を見ていきます(骨との結合を待ちます)。この時点では歯の土台を植えただけの処置なので、歯はまだありません。この期間にその周囲の歯のケアを行っていきます。術後の感染を生じる危険性は2回法よりも大きいようです。
手術法[2回法]・・・現在の手術法の主流です
一次手術
<一次手術>
最初に歯根部分だけを埋め込みます。
- 歯が虫歯、歯周病などで抜けた後、その歯ぐきの穴は自然に埋まります。歯ぐきを切開・剥離して骨を露出させます。
- 骨にドリルを使って(細いものから必要な太さまで)インプラントを埋め込むための穴をあけます。
- その穴にインプラントをねじ込んでいきます。
- 骨の中に入ったところで仮のネジブタをして、歯ぐきを元に戻して縫い合わせます。
1週間から10日で抜糸します。そのままの状態で3ヶ月以上経過をみていきます。術後の感染等がないか定期的にチェックします。この時点では人工の歯の根を植えただけの処置なので、歯はまだありません。この期間にその周囲の歯のケアを行っていきます。
二次手術
<二次手術>
必要期間が経過すれば入れ歯の土台となる支台部分を連結させる簡単な手術を行います。
- インプラントを埋め込んである部分の歯ぐきをもう1度切開し、前回入れてあったネジブタをはずし、支台部分をネジで連結させます。
- 歯ぐきをまた元に戻して縫い合わせます(この時、歯科用レーザーを使用すると縫わなくてすみます)。抜糸の後、歯ぐきの状態をみて、仮の歯をかぶせます。