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第2章 「アレルギー」は狂った免疫反応のこと
「アレルギー」という言葉は花粉症などでなじみがあって、なんとなく知っている程度ではありませんか? わからなくて自信のない方のために、ここで復習!
「免疫」
通常、外部から生体に侵入しようとする外敵を撃退する役目を果たす、もともと体に備わった「防衛監視システム」です。
「リンパ球」
血液の中の八京急の一種。
リンパ球は血液中に無数に存在し、血管を通じてありとあらゆる臓器、組織へと行き渡ります。リンパ球は各臓器、各組織の巡回を終えると、今度はリンパ管という管の中に回収され、リンパ節(風邪をひいたりすると首すじや脇の下や鼡径部などにぐりぐりと腫れる組織)に戻ってきます。
いわば、外敵の監視役である免疫は、いつでも全身各所に偵察部隊(リンパ球)を送り込んで情報収集をしています。
「樹枝状細胞」
皮膚や腸管、気管支などといった体外と直に接する、特に外敵と遭遇しやすい臓器にある
リンパ球よりさらに何万倍も鋭敏な監視能力を持つ免疫細胞が配備されています。
この樹枝状細胞が体の各所で異常を発見すると、すぐさま所属するリンパ節へと情報を持ち帰り、免疫の中枢へと伝えます。
免疫中枢は「T細胞」と呼ばれるやはりリンパ球の一種から構成され、すべての免疫の司令塔的な役割を担っています。
高 先生
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