入れ歯でも金属アレルギー?
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第1章 私たちのまわりは金属だらけ

「金属」という言葉を聞いてみなさんは何を思いつきますか?
お金、メダル、ネックレス、時計、水道の蛇口、コンピューター、釘、缶詰、バッド、ドアノブ……、現代では、数多くの金属製品に囲まれて暮らしていることに気づかされます。

なぜって?それは金属がとても便利な物質だから。
金属製品の種類は数えきれません。

その稀少性や美しさから金貨や銀貨などの通貨として、丈夫な性質を利用して建物の柱や橋などの建築材料として、綺麗に光輝く性質から装飾品や工芸品として、細工のしやすさから道具や機械にと、現代生活のありとあらゆる場面に登場し、我々の日々の生活を支えています。

「亜鉛」
亜鉛(金属)が不足すると粘膜は荒れ、口内炎ができたり、唇が割れたり、陰部や肛門周囲にじくじくしたかさぶたができたりします。なぜなら亜鉛は300を超える生体の酵素反応において触媒(存在することで化学反応を起こしやすくはするものの、それ自体は変化することのない仲介役の物質)として働いているために、欠乏するとさまざまな臓器での科学反応が妨げられ、いろいろな症状を起こすのです。亜鉛欠乏症は普通に食事がとれる人には決して起きませんが、高齢で極度に食の細い方、消化器系の手術の後の中心性脈栄養といって点滴からの栄養だけで生きている患者さんなどによく見られます。

「鉄(イオン)」
赤血球中のヘモグロビンは生体に必要な酵素を体の各所に運搬する役目を担っていますが、この分子にはが「鉄(イオン)」含まれています。
体内に鉄が不足すると、鉄欠乏性貧血といって、めまいがしたりすぐに息切れがしたりと、循環器、呼吸器系に大きな影響を及ぼします。

「コバルト」
コバルト(金属)が足りなくなると、神経の動きが悪くなります。眼精疲労や視力低下を引き起こし、ときには手先がしびれたりするため、これも生存にとって必須の金属です。

高 先生

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